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Arrows Z (ISW11F)のroot化の手順

手元に有った ISW11F(ベースバンドバージョン V27R47I)のrootを取得したときのメモです

注意:Root化をすると文鎮化する事もあり、保証もなくなります。損害やトラブルが発生しても当ブログで責任は一切負いかねます

初期化せずに成功しましたが心配な場合は初期化してください。

FakeAossServiceなどを利用する方法が検索をすると出てきますが、CVE-2013-6282を利用すると一時rootは数個のコマンドを実行するだけで取得可能です。

必要なもの

  • ADB
  • PC(WindowsでもMacでもLinuxでも)
  • USBケーブル
  • Root化するISW11F本体(USBデバッグは有効にしておいてください)

必要なファイル

SuperUser.apk以外の3つのファイルを適当にフォルダを作成して放り込み、そのフォルダでコマンドプロンプトを起動して次の手順に進みます。

SuperUser.apkは適当な方法で端末に放り込んでおいてください。

(一応adb実行前にroot化する端末だけが接続されていることを確認することをおすすめします)

Root化の手順


adb push exploit /data/local/tmp/
adb push fj_hdcp_unlock_V27R47I /data/local/tmp/
adb push su /data/local/tmp/
adb shell chmod 777 /data/local/tmp/exploit
adb shell chmod 755 /data/local/tmp/fj_hdcp_unlock_V27R47I

次に以下のコマンドを実行します、3行目以降は実行後少し待たされます、また3行目を実行
するとコマンドプロンプトの左に表示される文字が$から#に変化します。


adb shell
cd /data/local/tmp
./exploit
./fj_hdcp_unlock_V27R47I
mount -o rw,remount /system /system
dd if=/data/local/tmp/su of=/system/bin/su
chown root.root /system/bin/su
chmod 06755 /system/bin/su

このコマンドを実行した後はPCから外せます。

端末側でSuperuser.apkをインストールします。

以上でroot化は完了です。

再起動後のrootチェックは回避しなくとも戻るボタン二回連打で無視できるのでここでは省略します。
また、/system領域にも再起動後は書き込み不可能になりますがなくてもroot化はできた状態になるのでこれも省略します。